日記

女子大生が暇つぶしにはじめるブログ

雨の日のひとりがたり

今週のお題「雨の日の楽しみ方」

 

 

雨の日って暗くなるよね。

 

いや、ほら。天気も暗くなるけど、気持ちも暗くなる。

玄関を出て、雨が降っているのを見ると

 

あぁー、今日も雨かあ。傘持っていくのだるいなあ

 

って大学に行くことすら面倒くさくなっちゃうんだよね。

 

だから、わたしは雨の日はゆっくり家で過ごす。

大学の授業なんてブッチしちゃって、ずっとおうちにいればいいじゃん。

 

 

NHKおかあさんといっしょを見て

録画してた番組を消費して

作ろうと思ってたパンケーキを作って

好きだった漫画を読み返して

たまには絵でも描いたりなんかして

 

過ごせばいいじゃん。

 

 

あぁー憂鬱。外に出たくない。

 

って一度思ったら最後、もう外には出れないよね。

自分の部屋に篭もって、自分だけの城を築いて、一日を過ごすんだ。

 

たまには窓を開けて、外の空気を感じるのも良いかもね。

もちろん、雨が入ってきちゃうから、少しの間だけ。

雨音が大きくなって、雷が鳴ったりして。

いつもよりもグレーな世界に浸って。

 

 

寒くなったら、また窓を閉めればいい。

雨音がちょっと遠くなって、自分が安全な箱の中にいることを確認できる。

 

 

 

 

そういえば、昔は雨が降るのがこわかった。

一年に数回来る、台風の季節になると

 

このまま永遠に降り続いて、止まなかったらどうしよう

街が水没しちゃったら、どうしよう

 

ってありもしない心配をしたこともあったよね。

その時は一瞬が永遠に思えたし、たった一日雨が降り続いただけでものすごく長い間のように感じた。

 

街が水没しちゃったら、一緒にいかだを作って水の上で生活しよう

 

なんて夢を語れる友だちもいた。

あの子は今も元気かな。

引っ越したとはきいたけど、どこに行ったのかは知らない。

 

いつかまた会える日には、夢物語を語り合うことが出来るのかな。

それとも、もうそんなことは出来ないくらいには、大人になってしまったのかな。

 

 

 

と、布団の中で思考を重ねる。

遠くに聞こえる雨の音を感じながらだと、どこまでも考えられる気がする。

 

 

雨の日は早めに寝るのもいい。

 

でも、今日一日ずっと家に篭もって、運動も何もしていないから、疲れていないから、眠れないなあ

 

ってため息をついて、また起き出しちゃう。

ホットミルクでも飲んでさ。

もう一回眠りに戻るもいいし、昼間の続きをしてもいいでしょ。

 

結局一日中、家の中に居て、流れる雨音を聴いているだけだったわ。何やってんだろうわたし。

 

一日を思い返してみても、なんにも楽しくないけど。

このダラダラした一人だけの一日を、数年後に思い出してみたら

 

きっと楽しい。