日記

女子大生が暇つぶしにはじめるブログ

サイゼリヤのハヤシライス

今週のお題「復活してほしいもの」

 

 

どうやらツイッター界隈では、今サイゼリヤが燃えているらしい。なんでも「サイゼリヤデートで喜ぶ彼女」を持ち上げる男性と「デートでサイゼリヤに連れていく彼氏」を敬遠する女性のバトルらしい。が、詳しいことは知らない。私の持論としてはサイゼだろうが、高級料亭だろうが、トリキだろうが好きな人といけばそこはどこだって楽しいわけで、別に何処で何を食べようと関係ないと思っている。大切なのは誰と食べるか、だ。サイゼリヤデートもしたことあるけど、その彼氏のことを大好きだったので(過去ブログ参照)めちゃくちゃ楽しかった。間違い探しが難しすぎて結局ネットでカンニングして、相手に呆れられて。サラダを大皿で頼んで半分に分けたりして。ペーパーナプキンにお互いの似顔絵を書いて、「似てないね」って言って笑ったりした。そんな過去の話はまあ置いておいて。まあでも、毎回サイゼに連れていかれたらげんなりするだろうな。あと別に好きじゃなかったら、サイゼかよって思っちゃう。友達とかならいいのよ別に。喋るだけだしね。ただ、これからいい感じになりそうな感じで、告白はしてないけど両片思いみたいな状態で、今日が勝負!みたいなときにサイゼディナーされたら「うわ〜〜〜〜〜まじか〜〜〜〜」って思っちゃいそう。

 

 

昨日、友達とサイゼリヤに行った。四ツ谷にある縁切り神社に行った帰り、お腹が空いて、ちょうどいい所にサイゼがあって、じゃあサイゼいくかってなった。そこのサイゼはなんだか変わっていて、窓際の席がカウンター席になっていたり、壁紙がスポンジボブみたいな質感だったりした。菅首相イカルドに似てるよね、という話をしたらめちゃくちゃ共感してくれた。久しぶりのサイゼは、メニューが変わっていた。ハヤシライスが無くなっていた。ピラフも無くなっていた。海老のリゾットも無くなっていた。ハヤシライスが好きだったので、また復活して欲しい。代わりに、なんだかよく分からないサイゼにしては高級なビーフシチューや、鬼滅のパクリみたいな名前の卵が登場していた。仲の良かった友達が上京して変わってしまった、みたいな一抹の寂しさを覚えた。ただサイゼ特有の小難しい間違いさがしは相変わらず難しかったので、結局また、インターネットに頼ってしまった。

 

その友達は高校の頃、同じ部活に入っていた友達だった。卒業してからも交流のある、数少ない友人の1人で、3ヶ月に1回程度遊んでいる。彼女のフラットな考え方がとても好きで、このまま変わって欲しくないなと思う。フラットではあるけど、冷淡なわけではなくて。適度な距離を持って接してくれるのでとても楽だ。彼女といると私はわざと高校生みたいな馬鹿な行動をとってしまう。彼女もわざとかは分からないけど大袈裟に笑ってくれるから、ついつい調子に乗って変なことを言ってしまったりもする。別に普段からこんなことは言ったりしてないけれど、一緒にいる時は高校の頃に戻った時みたいに振る舞いたいのだ。帰りは四ツ谷から飯田橋まで散歩をしながら帰ったのだが、たのしかった。街灯に照らされて伸びた影が地面に映っていた。彼女と歩きながら、同じ部活だった時のはなしをした。また合宿に行きたいねなんて話した。みんなで、寒い中で星を見たい。ついでに恋の話もした。結局バレンタイン渡す相手もいなかったね。世間はチョコレート一色に染まって、カステラ屋までバレンタインフェアなんかやってたりして、世の中全体に煽られてると不満を言ったりした。恋人が欲しいなと4年前と全く変わらない話をした後、イタリアに行ってしまった同級生を思い出して、イタリア人の男性を紹介してもらおうという結論に落ち着いた。