日記

女子大生が暇つぶしにはじめるブログ

2021年、鬼に殴られたような1年

今週のお題「鬼」

 

思い返せば、2021年は鬼に殴られてたのではないだろうかと思うくらいついてなかった。そして2022年の始まりも最悪だった。特に男関係。ではその恋愛遍歴~2021ver.~を回想していこう。

 

 

2021年は、年明けから告白されて付き合ったはいいが相手のことを友達以上に好きになれずに恋愛とは何かを延々と考え続けたり、三又されてそれを問い詰めたら音信不通になったり、好きになったのに結局セフレとしか見てもらえなかったり、浮気しちゃったと告白されそれでもいいからやり直そうと伝えたら完膚なきまでに拒絶され結局振られたり、最悪だった。ちなみに、全て違う人とである。特に最後のに関しては、気持ちのけじめがつくまでに時間がかかり2022年の1月上旬までもつれ込んだ。文面にして書くと迫力があるが、別にそんなに大したことはしていない。ただなんでこんなにも運がわるいのだろうと嘆くだけだ。いや、人を見る目がないのか。

 

 

 

 

この4回の恋愛の中では最初の人が1番まともな人だった。少なくとも、彼はちゃんとわたしに向き合ってくれた。彼とは大学の授業が同じことがきっかけで、仲良くなった。仲良くなり、自然に付き合った。だが、友達の状態が長かったからなのか、どうしても彼のことを恋人としてみることができなかった。だから、別れ話を切り出した。彼は、わたしが結局友達に戻りたくて「別れたい」と伝えた時、泣いてくれた。赤を基調としたファミリーレストランで別れ話をした時の空気の重さと、まさか泣かれると思っていなかったからまじかと思った感情を覚えている。その時はちょっと引いたが、それほどまでに自分のことを思ってくれていた、と今になって思う。でも恋人でいることは私の気持ちが、できなかった。その彼とは友人に戻り、現在では付き合っていたとき以上に仲が良い。

 

 

 

 

2人目の人は相手をよく知らなかったことが敗因だと思う。旅先で出会い、住みが近かったことから仲良くなり、連絡先を交換した。初めは私と彼と、私の友達と彼の友達との四人グループで仲良くしていて、次第に私と彼が個別で会うようになって、自然な流れで付き合った。だが、結果論だが、言ってしまえばナンパで付き合うような男にろくな男はいないように思う。私は彼のことを何も知らなかった。名前と顔と車のナンバーと好きな食べ物くらい。彼は虚言癖だったのでよくしょうもない嘘をついていた、らしい。(彼の友達が後日語ってくれた。)そして承認欲求が強いため、関心を自分に向けるために虚言を吐き、周りの人間が常に自分に興味を持つようにしたがっていた。女性関係にしても同じで、多分ほんとうに人を好きになったことはなく、ただ異性から好かれている自分が好きだっただけのように思う。わたしもその駒の中のひとつになっていた。そして顔は良いからいくらでも相手はいて、その駒がひとつなくなったところで痛くも痒くもない。だから浮気を問い詰められて、めんどくさくなったから切り捨てたのだろうと思う。

 

 

 

 

3人目の人はマッチングアプリで出会った人だった。2人目に振られ、傷心のさなか、少しでも傷を癒そうと初夏にアプリを始めた。だが、全然「これだ!!」と思えるような人がいなくて、もう次の人と会ってむりだったらアプリは退会しようと思っていた時に出会った人だった。もうこれで終わったら今年の恋愛は諦めようとヤケになっていた私は、酔っ払って、初めて会った時に、関係を持ってしまった。そこから2回目、3回目とデートを重ねて、毎回最後にはホテルにいくと流れが出来上がってしまった。明らかに体目的で間違いないのだが、当時の私は「好きな人とじゃないとそういうことはしてはいけない→私はこの人のことを好きだからそういうことをしたんだ」という理論を勝手につくっていたんだと思う。彼のことを好きになってしまった。彼も私のことを可愛い可愛いと言って、恋人同士かのような甘い言葉をくれていたから、てっきりこれはもう好き同士なのだと信じてしまっていたのだ。そして、何度目かのデートのとき、ちゃんと告白をした。「好きです」と。そしたら「俺も私ちゃんのこと、いいなと思ってるよ」と返ってきた。今考えればわかる。これは好きな相手に対してする返事ではない。大体いいなと思ってるってなんだよ。こっちは好きだってちゃんと言ったじゃないか。お前、それは(都合が)いいなと思ってるだけだろ。と心の底から叫びたい。そして、その日私は彼を試した。いつものように23時頃、ホテルに向かおうとする彼を明日バイトが早いからと断って、終電で帰った。普通のカップルなら、別に何もおかしいことはない。ただ、私の場合はその日から連絡が途絶えた。結局体目的じゃねーかと今なら笑い飛ばせるが、その時の私は何故か彼のことを好きだったので、本当に辛かった。それから1ヶ月くらい後、何事もなかったかのように連絡が来たが、未だに返せていない。

 

 

 

 

最新の人は、3人目の人との別れ(?)で落ち込んでいた私を慰めるために友達が企画した合コンで出会った人だった。合コンというよりはもっと軽いノリで、友達を増やそうくらいのテンションで開催された。昼間は車で海に行き、夜は一人暮らしをしていた彼の家でお酒を飲むというプランだった。その夜の飲み会で、みんな酔っ払い、そのノリで彼とキスをしてしまった。彼は幹事であるAの高校の同級生で、聞くには皆からの評判も高く、友達の友達なら安心できると思い、お付き合いに発展することになった。言い方としてはわるいが、キスをしたから責任を取って付き合うみたいな流れだったように思う。これは後に伏線回収になるのだが、実はこの時彼には彼女がいた。彼いわく、彼女が重くなってもう別れたいが相手が納得してくれていなかった、らしい。だから実質もう彼女はいないみたいなものだと言っていた。この彼女側の状況が後の私になることをその時に知っていれば、コイツとは付き合わなかった。だが、その時はそんなこと知らなかったし、まあ付き合うことになったわけだ。付き合っているときの彼は優しかったし頼りがいもあった。好きもちゃんと伝えてくれて、この人はちゃんと私を愛してくれるんだ、この人以外と付き合いたくない!!と思ってしまうような理想の彼氏だった。本当にこんなに幸せでいいのかと思ってしまうくらいには理想だった。そして私は彼のことをとても好きになった。彼も私のことをちゃんと好きでいてくれているように見えた。だが、終わりは呆気なかった。年末、遊びに行く約束をしていたのだが、連絡が取れなくなった。当日になっても連絡がとれなかったので、心配で、家に行った。合鍵を使って入ろうとしたらドアチェーンがかけられていて、中にいるはずなのに、呼び鈴を押しても電話をかけても応答がなかった。そして連絡が取れない状態が続き、後日、浮気をしてしまったことを告げられた。私はそれでも彼が好きで、許すからやり直そうと伝えたが、無言の拒絶だった。会って話そうと言ってもせめて電話でもと言っても、全て拒否。多分、浮気相手の女の子と付き合うことになったんだろう。私たちの始まりを考えれば想像にかたくない。きっと相手の子には「彼女(私)がなかなか別れてくれない」って言っているんだろうなと思う。少しかなしい。でも、私は彼に対して「好きな気持ち」を余すことなく伝えたし、最後まで言いたいことは(一方的にだけど)伝えきった思う。それでここまで愛を伝えても、もうダメなら、彼の気持ちが帰ってくることは無いだろうと別れた。言葉で振ったのは私だけど、事実上振られたようなものだ。これが1月初旬のはなし。

正直、未練が全くないといえば嘘になる。彼は、ちゃんと好きだと言ってくれた最初の人だ。今思えば嘘かもしれないけど、本当に大切にしてくれたように思う。それがとても嬉しかった。だから、私は彼とずっと一緒にいたかったし、彼もそうであって欲しかった。将来を一緒に過ごしたかった。

だけど、別れて1ヶ月が経ち、見えてきたものもある。それは私は彼に固執していたということだ。彼以上の人はいない、こんな私を好きになってくれる人は彼以外にいない、そして私も彼以外を愛すことができないと思っていた。でもそんなことは、ない。世界は広く、たくさんの人がいる。今はまだ想像できないけど、彼と同じくらい好きになれる人もきっといる。だからとりあえず今は、ここまで彼のことを好きになれた自分のことを褒めてあげようと思う。いつか、彼のいない季節も選んでよかったと思えるように。

 

 

 

 

改めて振り返ってみると、中々恋多き1年を過ごしていた。鬼に殴られたかのようにボロボロに傷ついたりしたけど、それなりに楽しかったこともあったし、これもこれで成長できたからよかったのかななんて都合よく考えてみたりした。2022年も素敵な1年になりますように、と願って本日のブログを締めます。