日記

女子大生が暇つぶしにはじめるブログ

結果を愛す過程を愛す

わたしたちは日々、何かを迷っては決断している。

 

自動販売機の前でコーヒーと紅茶どっちを買おうか

お風呂に入るかこのままテレビを見続けるか

走れば間に合う電車のために走ろうか

プレゼントには何を送ろうか

内心面倒くさい女友達の集まりをばっくれちゃおうか

ちょっと気になってる彼に話しかけてみようか

 

日々悩んでいるのだ。

 

そして、結局

 

温かい紅茶を買って

テレビを消してお風呂に行き

電車を諦め

無難にバスソルトを選び

行けば意外と楽しいかもと待ち合わせに向かい

何も出来ないままその後彼に彼女が出来たのを人づてに聞いた

 

日々、決断しているのだ。

 

やってられないよ。迷うのも決断するのもめんどくさい。

掴み取った選択が正解か不正解かも分からないんだもん。

別にプリンを食後に食べようが食前に食べようが、たいして変わらないでしょって?

そんな小さなことで悩んでるなんて、馬鹿みたいだって?

あなたはいつもそう言うよね。

 

でもさ、聞いてよ。もしも食事中に大地震が起こって一瞬で死んじゃうとするよ、

そしたら死ぬ前に大好きなプリンを食べられる方が幸せじゃない?

でもさ、聞いてよ。もしも食事中に大地震とかなんにも起こらないでそのまま生きてられるとするよ、

そしたら食後の口をプリンで満たして幸福感にゆっくり浸れる方が幸せじゃない?

 

でもさ、そんな大地震が起きるかどうかなんて、食べる前にはわからないんだよ。

そんなん分かってたら誰だって迷わない。

わかんないから迷った末に決断するんだよ。

 

後悔がない方がどっちかなんてわかんないし、どっちを選んでもなんらかの後悔はあると思う。

 

やらないで後悔するよりもやって後悔する方がマシなんてのも聞くけど、それも眉唾だわ。

こんなことになるくらいならやらなきゃ良かったなんて何度思ったことか。

 

だからわたしは信じる。

自分がどうなろうと自分の選択だから、後悔はしたくない。迷って迷って決断した結果なら、きっと正しいとか正しくないとか、もうそんな次元じゃないから。

自分で選び取ってきたその過程こそが大切だから。